沖縄と香港は似てるという話。


昨日の夜に沖縄から帰ってきました。
発表はまぁ、可もなく不可もなくといったところかと。



さて、
今回、沖縄に行って、なんだか香港と同じだなと感じました。



これってなんだろうと考えていたところ、
以下のようなことになるのかと。



・産業の主体が観光業であること
・料理がおいしいことで有名であること
・母国以外の国に統治されていた時代があること
・島であること



国際通り(沖縄でにぎわっている通り)でお土産を買ってたら
お店のおばちゃんが


今は沖縄の名前だけつけて
沖縄じゃないところでお土産作ったりしてるからねぇ。


と言っていたのがなんだか印象に残りました。



また、居酒屋で、ミュージシャンの人の話を聴いていたら、


昔の国際通りは、駄菓子屋さんとかゲームするところとか、
服屋さんとかあったのに今はお土産屋さんばかりが並ぶようになったねぇ。


と言っていました。


なんだか、外貨を獲得するようになって
生活は豊かになったかもしれないけど、
島内の人たちの心情って少し複雑なのかなぁなんて思ったりしました。



先月、香港・マカオに行き、
あちこちでぼこぼことカジノができているのを見たときにも
これはすごいなぁと思いつつ、似たような気持ちになった覚えがあります。



文化の形骸化とでも言うのでしょうか。
文化って通常、そこに住む人たちの息遣いが聞こえるからこそ
命が吹き込まれるのだと思うのですが、
その形式に目が行き過ぎて、肝心の息遣いが失われているような
そんな気がします。



資本主義は文化を破壊するのかもしれませんねぇ。
まぁ、カネが入る分、物質的な面で幸せになる人は多いとは思いますけどね。