自分がカッコいいと思う人は腹の虫で動いているということに気が付いて、思わずエントリにしたというお話。

昨日は初給料日でした!!!
いや〜、ありがたいですねぇ。


最近、自分の中でこの人カッコいいなと思う人が二人います。*1


一人は、ローランド・ベルガーの遠藤功さん、
もう一人は、 Mother House の山口絵理子さん
です。


遠藤さんの方を知ったのは、以前、早稲田のビジネススクールの講義を聴いたことがあって*2
欧州最大のコンサルティングファームの日本の会長でありながら、
コンサルタントっぽくない*3地道とか現場、ねばちっこいとか、
そういったキーワードを熱っぽく語る遠藤さんの姿が非常に印象に残ったので、
その後、思わず「プレミアム戦略」を買ったりしてむしゃむしゃと読んだりしました。



そして、山口さんは、情熱大陸を見てからカッコいいと思い。
「裸でも生きる」という本を買ったり、実際に Mother House で買い物したりと、
半ば追っかけみたいになってました(汗


で、そんな僕を見た師匠が、
「山口さんのどこがいいの?ああいう人他にもいるでしょ?」とおっしゃったのですが、
僕は、「あぁ、そういわれてみればそうかもしれません、う〜ん、どうなんでしょうねぇ(汗」
と思わず詰まってしまいました。


結局、上手い答えが見つからず悶々としていたのですが、
昨日、「Think !」って言う本を買ったんです。
で、その本の中にその答えがありました。


偶然なのかなんなのか、遠藤功さんがトップに出ていて、
キャリアに関することを話されていたのですが、
読んでいくと、遠藤さんがなんと山口さんのことを紹介しているのです。


話の内容を、思いっきりざっくりと説明すると
遠藤さん的には「キャリアとは、常に想定外のことが起こるからこそ面白く、そんな中を内在的主観*4を元に動いていくべきだ」
ということをおっしゃっていたのですが、
その腹の虫(=内在的主観)を動いている人の例として、
山口さんを挙げていたということでした。


そうか、
遠藤さん、山口さんの二人が妙にいいなぁと思っていたのは、
腹の虫で動いているということを無意識の内に感じ取ったんだろうなぁと、
妙に納得して、こうして自己満足エントリまで書いた今日この頃でした。


まぁ、ほんとざっくりとしか説明していないので、
興味のある人は本を読んでくださいな。


裸でも生きる――25歳女性起業家の号泣戦記 (講談社BIZ)

裸でも生きる――25歳女性起業家の号泣戦記 (講談社BIZ)

プレミアム戦略

プレミアム戦略

*1:もちろんもっといますけど、いわゆる便宜上ってやつです

*2:直接ではなくて、サテライトです

*3:あくまで僕のイメージですよ

*4:こうしたいんだっていう強烈な思いのこと、文中では腹の虫と表現されてました

「Googleを支える技術」

会社に入ってからもうすぐ4週間になります。

いろいろと書きたいことがあるのですが、
そのうちまとめて。。。って、何度も同じこと言ってる気がするのでやめます。


うちの会社では、
隔週でエンジニアミーティングというものをしています。


社内のエンジニアグループのメンバーが持ち回りで、
最新技術やtipsなどを紹介していくというものです。


どんな流れか分からないのですが、
僕がそのエンジニアミーティングの責任者になってしまい、
これから運営することになりました。
で、明日がミーティングなので、何をしようかと考えていました。


と、そんなときに手元にあった本。


Googleを支える技術 ?巨大システムの内側の世界 (WEB+DB PRESSプラスシリーズ)

Googleを支える技術 ?巨大システムの内側の世界 (WEB+DB PRESSプラスシリーズ)


ぱらぱらと見た感じですが、
スケーラブルなシステムを構築する際の方法が書いてあって非常に参考になります。
難しいことが書いてありそうだなぁと思って、積読状態だったのですが、
情報系の大学3年生程度の予備知識で読めるということで、
少しコンピュータをかじった人なら読み進めると思います。
(まぁ、実装できるかというと別問題だけど)


というわけで、今から読み込んでプレゼンに落とし込もうと思います。。。寝れねー。

ネットワーク型組織を作るために必要なもの。


昨日、寝る前に「ヒトデはクモよりなぜ強い」という本を眺めていました。


ヒトデはクモよりなぜ強い 21世紀はリーダーなき組織が勝つ

ヒトデはクモよりなぜ強い 21世紀はリーダーなき組織が勝つ


これを見て以前本屋で立ち読みした


「成功するのに目標はいらない!」

成功するのに目標はいらない!―人生を劇的に変える「自分軸」の見つけ方

成功するのに目標はいらない!―人生を劇的に変える「自分軸」の見つけ方


という本の内容を思い出しました。


ネットワーク型組織とピラミッド型組織の違いは
行動原理がビジョン志向か価値観志向の違いなのではないかと思います。



ピラミッド型の典型は従来からある企業などを思い浮かべると分かりやすいと思います。


これらは、事業の意義やビジョンを掲げてそれに向かって動きます。
したがって、その中にいる個々人の価値観と言うのはあまり反映されません。
なぜなら、ピラミッド型の組織の目的はビジョンの達成にあるわけですから。



一方で、

ネットワーク型組織の典型はアルカイダなどの組織になるかと思います。


これらは、その組織の人たちが持つ価値観に従って動きます。
ちなみにアルカイダの共通価値観はイスラム教ですよね。
なので、その組織の目的はイスラム教的価値観の実践になると思います。



といった具合に、
ネットワーク型、ピラミッド型というのは行動原理が違います。



で、最近はネットワーク型の組織に注目が集まっていて、
自分たちもネットワーク型の組織を作るべきだとかいう話も聴きますが、
こうやって双方の違いを考えてみると、


ネットワーク型の組織を作りたいというときには
その組織が目指すべきビジョンを立てるより、
その組織の中にいる人たちが共有すべき価値観を形成することが重要なんじゃないかと思います。



そうすれば、自然発生的にネットワークが形成されていくような気がします。



そのうちネットワーク型の組織も、形成プロセスなんかがより明確になっていくんでしょうねぇ。

あたふたとしつつ読んでる本。


18日に学会があるので、あたふたしております。


このままだと発表できるのだろうか。。。うーん。



とりあえず、最近読んでる本。



いつも机に置いて、
忙しいときに立ち止まって読み直す本。

ストレスフリーの仕事術―仕事と人生をコントロールする52の法則

ストレスフリーの仕事術―仕事と人生をコントロールする52の法則

僕のGTDのシステムはまだまだ不完全なので、
忙しくなると不安定になります。。。むむむ、忙しいときこそ必要ですね。




これは分厚いのでパラパラっと見ています。



隠れた人材価値―高業績を続ける組織の秘密 (Harvard Business School Press)

隠れた人材価値―高業績を続ける組織の秘密 (Harvard Business School Press)



今現在、新しい団体を構想中で
メンバーと打ち合わせをしてたりするのですが、
この本が、その団体のあり方や人集めする時のヒントにならんかなと思ってます。

候補者の心を捉えるには、とにかく狭き門にすることでしょう。


という文を目にして、従来の勧誘方法(大学内のサークルでの)である、
ビラ配りなんかはやめようかななんて思ったり。



まぁ、ぼちぼち使えそうなところは取り入れていこう。




最後は



ちょっと、自分もサービス作らなくては!!と思い、
サーバーを買って環境は整えたものの、
何もやってないので、何かやってるフリをしようと読んでます。


でも、サービスで重要なのって、
デザインとかインターフェースの部分なんじゃないかなぁとよく思います。
だからデザインの勉強とかした方がいいのかなぁ??
一人でサービスやってる人とかってデザインも自前なんですかね??
道のりは長いなぁ。。。



まぁ、いろいろ片付いたらやろう。。。

    • -

今日の英語


この存在すら忘れていた。。。


平日は600選という鹿児島の高校生が読んでいる英語文例集を覚えていました。
今日はまだやってません。。。

人生の鍛錬


よく梅田さんや茂木さんのブログで小林秀雄さんという方が登場しますが、
今まで、小林さんの著作は読んだことがありませんでした。


で、たまたま書店で見つけた人生の鍛錬という本を
手にとって読んでみたら思ったより読みやすかったので購入。


自分の好きな人たちが読んでいる本の著者に触れるというのは、
その好きな人たちを理解する上でもいいですよね。



ぱらっと見た感想は、
一つ一つの言葉が磨かれていてなんかカッコいいです。

 成る程、己れの世界は狭いものだ、貧しく弱く不完全なものであるが、その不完全なものからひと筋に工夫を凝すというのが、ものを本当に考える道なのである、生活に即して物を考える唯一の道なのであります。
(「文学と自分」13−151)


なんかこの辺からも、
梅田さんや茂木さんへ通ずる部分が読み取れるような気がする。



常に手元においておいて見直す一冊になりそうです。
まだ、他の本はまともに読んだことないのですが、
小林さん入門書としていいかもと思いました。



自分の思考を磨くためにも、
これからは小林さんの本を読もう。


人生の鍛錬―小林秀雄の言葉 (新潮新書)

人生の鍛錬―小林秀雄の言葉 (新潮新書)

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今日の英語の学習記録



・朝の読み合わせ30分(ガミ氏とTOEIC模擬問題PART2を読む)

・単語カードを24枚作った。

・単語カードを20枚覚えた。

・Forestの184から266ページまで読んだ。

・速聴CDを移動中に聴いた。

読書ネタ

よく


「自分は本読む習慣なんてないんだけど」


「どうしたら本を早く読めるようになるの?」


といった話を聞きます。


で、読書の話題があったので紹介。

  • 怠翻 - 読書を一生の習慣にするための14の心がけ

http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/50860248.html

  • これを読んでおくと読書スピードが速くなる。自己啓発書編。ついでに知的生産編

http://blog.zikokeihatu.com/archives/001246.html


確かに読みまくると読むスピードが上がりますよね。
僕は自己啓発系であれば10分くらいで読めるかも。


二つ目のブログの分野の定番の本を押えるっていいですね。
この記事を読んで気がついたんですけど、
自己啓発と知的生産編で紹介されていた本はほぼ全部読んでいました。
定番を押えるということは今まで意識してなかったので、知ることができてよかった。


これから、色んな分野を読むに当たって使える原則ですね。



それと、
僕は過去に本を読む方法を色々と試していたので、それの感想をば。



1.一般の速読術
中学のときに一人でやってたんですけど、
確かに一度に目に入る文字が広がります。
物事を写真のように覚える能力も身につきます。
ただ、訓練が大変。
サボるとあっという間に力が落ちます。
今はできません。。


2.速聴
シリアルに読むスピードが上がります。
4倍速のCDを聴いた後に本を読んでみると
目で追うスピードがものすごく早くなっていると感じることができます。
また会話のときにも脳が高速になっている感覚になります。
即効性はあるけど、これもサボるとあっという間に力が落ちます。


3.フォトリーディング
割といいかも。
いわゆる速読系では今はこれに落ち着いています。
かといって万能ではないと思いますが。


4.ハーバード流速読術
ハーバードで博士号を取った先生から聞いた方法。
一日で数十冊の本を元にレポートを書かないといけないときにやってたらしいです。
方法としては本のロジックを把握して、話の展開を把握する。
目次と、結論を探して、必要な部分のみを取り出す。
そんな感じだったかと。
人に何かを説明しない時などにこの読み方を使っている気がします。


5.スローリーディング
齋藤孝さん、渡部昇一さんやSBIの北尾さん、作家の平野さんなどが提唱している方法。
線を引いたり、同じ本を時間をおいて何回も読み直す。
時間はかかるけど内容をきちんと理解できます。
何度も読みたい自分のベスト本はこの方法で読んでいる気がします。



今のところは本と状況によって3,4,5の方法を混ぜて読んでいるかも。
これからは読書に関するLifehackを考えてみよう。

中村天風関連書籍まとめ


要望があったので、載せることに。


僕が中村天風氏の本をよく読んでいる理由としては、
彼が究極のライフハッカーであるからです。


巷にあふれる自己啓発本は
いかに生きるべきかなどの
「How to say」は書いてあるものの

それから、いかにすればいいかという。
「How to do」には触れていません。


物事を肯定的にとらえよう!!っていう類の本は世に腐るほど存在します。

しかし、そう思うけどそんなんできねーよ。
っていうのが人間だと思います。


そこを、物事を肯定的にとらえるためにはこうするといいよ
っていうlifehackを編み出したのが中村天風氏です。


そんな感じで、
氏は

  • 積極的な心になるための方法
  • 精神・肉体的に大きな衝撃が来たときに緩和する方法
  • 禅の境地(無念無想)に簡単に達する方法

などを簡単に説明しています。

ちょっとマニアックなものになると

  • 感覚機能をより強靭にする方法
  • 第六感を生み出す方法

などもありますが、そこらへんは
みなさん各自でバランスを持ってとらえていけばよいのではと思っています(笑)

なので、氏は
人間の究極である心と体をハックしているというわけです。


で、以下は主な書籍の紹介。

私の師匠(天風会関係者)の話によると、
中村天風氏が書いた本以外は、他の人の解釈が混じっているためにあまりお勧めしないとの事でした。


■入門編

  • 君に成功を贈る
  • ほんとうの心の力
  • 運命を拓く―天風瞑想録
  • 図解 中村天風の行動学 ※本人は書いていませんが、大まかな概要を把握できる良書。

■中・上級編
講演の書き下ろしなのでわかりやすく、しかも深い。

  • 成功の実現
  • 心に成功の炎を
  • 盛大な人生
  • いつまでも若々しく生きる

もう少し細かに知りたい人向け

  • 真人生の探求
  • 研心抄
  • 錬身抄
  • 安定打坐考抄


日々すごすときに持っているとよさげな本

  • 天風誦句集(黒)
  • 真理行修誦句集(緑)

個人的なことも知りたいという人向け


うーん、全部読んだことのある自分がキモイ。。。
皆さんの反応を見て、おいおい感想などを追加していこうかと思います。


今のところ、各書籍の内容に関する説明はこちらに譲ります。
http://www.tempukai.or.jp/web/top.html
詳しくは書籍案内をご覧下さい。